和田さんが言うには。

本日は、精神科医の和田秀樹さんのHPから、なるほどと思った記事を選んでみました。

40歳から脳の老化は始まる。
脳の老化は40代から始まっている。頭蓋骨と脳の前頭葉にあたる部分に隙間ができる。「高齢化して前頭葉の委縮による脳機能の低下がすすむと、感情のコントロールができず暴動老人化したり、意欲低下や前例踏襲思考が目立ったりすることがある。

70歳代になると歩けない。
前頭葉というのは、予想していなかったことに対応する機能も担っているので、前頭葉が衰えてくると、想定外のことを避ける傾向が出てくる。そして前頭葉の機能が衰えてくると、意欲が低下して、たとえば外出しなくてもいいやとか、出世しなくてもいいやということになり、さらに老化が進んでしまう。というのも、歳を重ねるほど「使わなかった」際の機能低下が激しくなるからだ。例えば、コロナ禍などでの自粛生活。50代くらいまでであればステイホームを強いられる期間が2年以上になっても、歩けなくなったり、頭がボケたようになったりすることはない。しかし、70代以降になると本当に歩けなくなってしまう。だから、歩き続ける、頭を使い続ける意欲は極めて重要なのだ。

教育にも問題が。
日本という国は、そうでなくても、前頭葉の機能が欧米先進国より劣ってしまう社会構造になっている。海外の高等教育では、これまで初等中等教育で学んできたことを疑ったり、教授の言うことを素直に聞かずに議論したりするようなことを行うが、日本では、教授の言ったことをノートに記し、その通りにテストで書くような学生が優やAをとる。そしてその数が就職に直結する。
このように習った通りのことを再現するようなことが高等教育まで続くと、前頭葉は鍛えづらい。社会に出ても、上司の与えた仕事を素直にこなし、言われたとおりのことをやる人間や、前例踏襲がうまくできる人間が出世する。これも前頭葉機能が成長しないパターンだ。
政治においても同じ政党が何十年も政権を握っているとか。


*和田さんの長年の精神科医としての経験から出された回答であり、本当にそうなのかといえば、データーを指めしていないので、実際は分かりませんが、そうではないかと思えることが、認知症の方の介護をしていると見当たります。
自身の体力に合った運動すること、前頭葉を鍛えること、これが大切なんでしょうね。

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