どうした？家康。
2022/12/19
家康公逃げ廻りたる冬田打つ 富安風生
三方ヶ原の戦い（みかたがはらのたたかい）は、
元亀3年12月22日（1573年1月25日）に、
遠江国敷知郡の三方ヶ原（現在の静岡県
浜松市北区三方原町近辺）で起こった武田信玄と
徳川家康・織田信長の間で行われた戦い。
信長包囲網に参加すべく上洛の途上にあった信玄率いる
武田軍を徳川・織田の連合軍が迎え撃ったが敗退した。
来年の（もうすぐです。）大河ドラマ「どうする家康」。
松潤こと松本潤さんが主役の家康を演じますが、
俳句においても家康をはじめ信長、秀吉を扱った作品が
多く見られます。今回はその中からこちらの一句でお願いします。
三方ヶ原の戦いで大敗北を喫した家康、有力な家臣を
何名も死なせてしまい、浜松城まで敗走するのですが、
その時、畑や田んぼを何枚も踏みつけて行ったはず。
道理で、田んぼが固くなっている。春の植え付けの準備をするのに
耕しにくいではないかとお百姓さんがぶつぶつと文句を言っております。
家康にとって三方ヶ原での敗戦はショック以外のものではありません。
立ち直れないほどに打ちのめされましたが、
周囲の励ましと結束で徐々に有力戦国武将へとのし上がっていきます。
三方ヶ原の戦いは家康の人生のキーポイントであったのですね～。
