タモリさんの大胆な発想。
2023/01/30
鳩であることもたいへん雪催 須原和男
先日、タモリさんの「ブラタモリ」を見ていて
思い出した話があるんですが・・・。
その昔「中学〇年生」とかいう雑誌の欄に
タモリが考える日本列島改造計画という題で
大胆過ぎる発想のまた、ある種の優しさを?。
感じさせる文章と日本列島改造後の日本の姿の
図面が掲載されていました。
それは、北海道は冬が寒いので南の温かな地方へ
移動させて、代わりに九州・沖縄地方をたまには
寒い地方もよかろうと、北の地方に移動させるもの
つまり、北海道・択捉島・国後島が九州・沖縄の場所に
九州・沖縄が北海道・択捉島・国後島の場所に来る
絶対にありえない話ですが、(何億年後の大陸移動でも)
すげーこと考えるなと腹を抱えて笑っちゃいました。
北海道・九州の移動後の環境など考えるとあんなことこんなこと
起きたりして面白いなと思うばかりです。
で、もって今日の一句
季語の「雪催い」は雪の降りだしそうな寒さを感じるという季語
そんな日の駅前に集う鳩の様子を見て足元から寒そうだと
また、鳩は平和のシンボルなのにと作者が思ったか分かりませんが、
鳩が集まって体を寄せ合っているところを雪催いの感じとした
一句です。