ジェームスのことを少しだけ



滝の上は楽園であり読む声す    阿部完市



遂に観ましたよ、ジェームス・デーン主演「エデンの東」1955年アメリカ映画
聖書のカインとアベルを基にした映画でした
日本人の感性とちょっと違うので戸惑うカットもありますが、
キリスト教の精神世界の断片が読み取れますし、
こんな愛の表現もあるんだとも思いましたが、
やはり、ジェームス・ディーンはいい!!、主人公の気持ちに
なりきっているように思います。
さて、そんなジェームス・ディーンですが、若くして亡くなってしまいました。
もし彼が老年まで生きていたとすればどんな映画に出てどんな役を
演じていたのでしょうか、空想は広がるばかりです。


さて、きょうの一句は楽園をテーマにしてみました。
ちなみに「滝」は夏の季語です。
楽園と言えば外敵のいないのどかで不安を一切覚えない場所
飢えることもなく毎日楽しく暮らせそうですが、
この句の楽園は滝の上にあるらしく、作者は滝の上の楽園へ
行きたいのですが、滝が難所になっていて楽園に行きたいのだけど、
たどり着けない歯がゆさが読み取れます。
そんな作者の耳に滝の上の楽園から読む声がすると・・・。
大きな滝の音が響く中で読む声だけが聞こえてくる。
いったいこれはどういうことなのか不思議な感覚に陥る一句です。


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