ねこはるこじろうの疑問。
2022/11/04
介護士の役割って何なんだろうかとふと思うことあるんですよね。
看護師であれば、医師の指示に従って注射や痰の吸引、
摘便などできるじゃないですか。
医療行為と呼ばれているものですけどね。
幅を広げれば医師であれば医療知識を
ふんだんに使い患者さんを治療する。
弁護士だったら、法律の知識をふんだんに使い依頼者の役に立つ。
設計士だったら建物の知識をふんだんに使い
居心地のいい耐久性に優れた家をつくる。
などなど、ありますよね。
介護士は、医療行為を除いては、
看護師と似た業務をしています。
医療行為ができないせいもあるのか、
肉体的精神的に疲れる割に給料が安いとか、言っている人多くいます。
また、人命を預かっている以上、それなりの待遇が欲しいと、
まあ、わかりますけどね。生活もかかっていますしね。
賃金については、介護保険の影響が大きいと思います。
賃金を上げるために介護保険料を値上げすると、
利用する方たちの出費が増えてしまい、施設利用を
控えるようになってしまうし、逆に介護保険料を
安くしてしまうと、施設が運営できなくなりますし、
そんなことで、なかなか給料は上がらないのですよ。
でも肝心なのは、医療行為ができないとかの問題ではなく、
利用者さんの暮らしの中で問題点を改善して不安の少ない生活を送れるようにする。
利用者さんに何か悩みがあった場合、どのようにして悩みを軽減できるか。
利用者さんが自立した自分らしい暮らしを送れるようにサポートするのが
僕らの役割だと思うんですが、いかがでしょうか。
介護は奥の深い仕事だと思います。
どれだけ勉強しても足りない世界だと思います。
介護士って、3K仕事にされてますけど、人間の生きる上で
必要不可欠のお仕事ですよ。
この記事へのコメント
確かに介護士の給料を上げるには、施設の収入が上がらないと増えないですが、そうなると利用者負担が大きくなるので難しいところですよね。
それでなくても、今度は40歳以下の人たちにまで介護保険料を払ってもらうかなんていう話しもでているし・・・
国民負担を強いるのはいいけれど、いま、国の予算を立てている役人だって、いずれは介護のお世話にならなきゃいけないわけなんだから、その時に、自己負担が多くなったら嫌なはず。
そう考えたら、もう少し予算の立て方考えてほしいですよね。
Posted by 介護現場から at 2022年11月05日 23:34
コメントありがとうございます。
日本は1970年に高齢化が始まってます。
将来的に超高齢社会になるのは予測できたはず。
それを放置しておいたつけがたまってます。
日本は先進国でありながら福祉には興味ない国なんです。
Posted by ねこはる at 2022年11月06日 08:15