2025年02月24日
この村いっぱいの。

雪とけて村一ぱいのこども哉 小林一茶
皆様、お元気でしょうか。毎日寒い日が続いております。日本海側を中心に大雪であったりします。一方で太平洋側は気温が高めのようで3月に入ると梅や桜が咲くのでしょうね。こうして毎日今日の一句を更新しているとしみじみ感じることがあります。それは俳句歳時記は太平洋側の気候に合わせて編纂されていること。俳句歳時記では、2月の立春から春ということで動き出しますが、日本海側は1か月は遅れて春が来るので、立春過ぎての春は名のみの時期から暖かな日差しの中、野原にはタンポポが咲き、つくしが生えてモンシロチョウが舞っていますと頭の中で想像した光景を詠っております。俳句は客観が大切と言います。対象物を見ることによって句作する姿勢が大切なのですが、まだ冬の俳句を作っていなければいけないのか、ちょっと悩みますが、ある俳人の方は俳句は季節の初めの新鮮な場面を詠むのが良いとおっしゃってました。それもまたいいのかもしれません。今年初めて見た雪の間から覗いたフキノトウを詠むとかそんな感じが良いのかもしれません。
さて、今日の一句は一茶さんのこの句。自身の思うことを率直に俳句にしていて暖かなものを感じさせます。今の時代の少子超高齢社会に村一ぱいのこどもというのは切ないものがありますね。
Posted by ねこはる at 20:47│Comments(0)