2025年01月31日

蜘蛛の巣城へ行く。



マクベスの魔女は三人竜の玉  田中裕明




突然ですが、ねこはるが好きな俳優さんをご存じですか、いや、存じない!!。知るわけないだろう!!と言われると思いまして、私、ねこはるが中学生の時からファンになった三船敏郎さん。世界のミフネと呼ばれた野性的で骨太のダンディな三船さん。その三船敏郎さんが主演された黒澤明監督の「蜘蛛の巣城」1957年製作が某NHKで放映されたので早速観ました。シェイクスピアのマクベスを題材に戦国時代の日本を舞台にした映画で、物の怪の予言で城主になる男とその妻の物語なんですが、三船さんカッコいいですね。今の俳優さん、特に若い方はイケメンと呼ばれて細面の顔立ちで弱弱しく見えるのですが、三船さんは、昔の日本人という感じでした。特に今作品の最終場面で無数の矢に撃たれるシーンがあるのですが、一部は本物の矢じりを使っているとか、道理で緊迫感がありました。そして城主になる男の(三船さんの)奥さん役で山田五十鈴さんが出演されてましたが、こちらは、自身の野望を夫に吹き込むこわ~~い奥さん役でしかも終盤シーンでは、発狂してしまうのですが、とても怖い、迫力のある演技力です。とにかく、実際に観てみないと何とも言えません。皆さんも機会があったらご覧くださいませませ。して、今日の一句はマクベスに関する一句で季語は冬の季語「竜の玉」です。立身出世というかそんな思いが込められた季語でもあります。ぜひとも皆さん、竜の玉を七個探し出して願いを叶えましょう!!ってドラゴンボールじゃあるまいし!!。



*「竜の玉」
山野の林中に自生し、庭園にも植えられる。 初夏のころ淡紫色の小花を咲かせ、晩秋から冬にかけてえんどう 豆くらいの大きさの実をつける。熟すると美しい碧色となる。  


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2025年01月30日

ケアマネージャー、その存在感。




椀持ちし途端のくさめ以下省略   鈴木鷹夫




介護施設を探すときに一番大切なことは、施設が奇麗だとか職員の対応が良いとかがあると思うのですけど、もう一つ忘れてならないのが、ケアマネージャの存在。ケアマネージャー、略称ケアマネ、正式名介護支援専門員。その存在をよく知らない方のために、、
ケアマネジャーとは、介護サービスの利用者や家族と、介護事業所の仲介役となる存在です。正式名称は「介護支援専門員」といいます。ケアマネジャーの仕事には、介護認定調査やケアプランの作成、介護サービスを利用するための手続きなどがあります。というお仕事をしておりますが、そのケアマネの考え次第、能力次第で利用者さんのケアプランが違ってしまうこともあります。施設に入所されてみたもののケアプラン通りのADLでなくサービスの利用を変更しなければならない。また、その方に合った施設ではなかったり相違が出てきます。その点をわれわれ介護職の現場からの意見を参考にしながらプランを改定していくのです。しかし、ケアマネにもいろいろなタイプがおりまして、親身になって利用者さんやご家族のことを考えてくれるケアマネに当たればよいのですが・・・。と、利用したい方を不安にさせてはいけません。親身になってくれるケアマネもたくさんおりますとも!!。そこでネットから「ケアマネージャーを選ぶ際に確認しておくこと」との記事がありました。それを掲載いたします。さて、さて今日の一句は、くさめ➡くしゃみのこと。くしゃみをしたらお椀の中の汁がこぼれて大惨事になったとそれだけですが光景が浮かぶユーモアの一句です。どこかのケアマネもくしゃみしてますよ、きっと。


ケアマネジャーを選ぶ際に確認しておくと良いこと
1経験の豊富さ
2介護サービス全般の知識や介護保険外サービスについての知識が豊富
3保有資格
4素早い対応をしてくれる
5相談に親身に乗ってくれる
6守秘義務を遵守してくれる
7電話がつながりやすい
8現在の担当件数
9自宅から近くに住んでいる
10所属する居宅介護支援事業所が信頼できる

良いケアマネジャーを選ぶには、経験・知識の豊富さや保有資格など、さまざまなチェックポイントがあります。例えば、身体介助の必要がある場合は介護福祉士資格を持つケアマネジャーを選ぶと良いでしょう。

なかでも、ケアマネジャー自身が信用できる存在であるかは重要なポイントです。ケアマネジャーとの信頼関係が築ければ、悩みや不安に関して気軽に相談できます。そのため、単に経験や知識の豊富さだけでなく、利用者側の要望をしっかり聞いてくれる人であるかも、重視すべきでしょう。
  


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2025年01月29日

認知症にならないために。




寒の水念ずるやうに飲みにけり   細見綾子




認知症の完治は一部の症状を除いて無理なようです。アルツハイマー型認知症の場合、脳が委縮してしまうので治しようがありません。
では、認知症にならないためには何をすればいいのか、色々と解決法のようなものが出ておりますが、様々な要素が絡んでますから、これがいいという決定的な解決法はないように思います。確かに健康のために8時間ほどの良い睡眠を取り、バランスの取れた腹八分目の食事をして自分の年齢や体に合った運動をすることなんでしょうかね。また、認知症になられた方で多趣味な方もいるのですが、趣味を持つのはよいことのはずですが、学習記憶になってしまっているようで、脳のためには新しいことで刺激を与えたほうが良いとも思うのです。と、色々書いてきましたが、大脳は神秘の森なので認知症も何らかの解決方法があるように思います。そこで今日の一句は、寒い冬の寒中の水は冷たくてどこか神秘的な様相があります。欲張りすぎない程度の願いを込めて寒の水を飲みましょう!!。

  


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2025年01月28日

裕次郎さんの映画を見る。





山眠るまばゆき鳥を放ちては  山田みづえ




先日、石原裕次郎さんの主演した「陽の当たる坂道」1958年製作を鑑賞する機会があました。三時間を越える映画でねこはるには平明な展開に思えたのですけど。ストーリを要約すると、主人公が父親とその愛人のあいだに生まれた子供だということを知ってしまい・・・。というものです。その話を中心に映画は進んでいきます。日本を代表する監督と俳優陣なのでそのあたりはよかったと思うのです。しかし、差別用語が使われていたり、主人公の実の母親が二度目に結婚した今は亡き相手にDVを受けていながら、亡くなった相手をいい人だったと追憶している場面など、現在では受け入れられない、人権や尊厳が問題にならなかった時代の映画であることは確かです。人権や尊厳は未だに
大切にされていませんが、俳優陣の演技力とカメラアングルは輝いております。ということで今日の一句は「山眠る」という季語。春は「山笑う」夏は「山滴る」秋は「山装う」と擬人化した季語であります。木の葉を落として枯れ木の山となり、静かに眠る山、それに対して生命のまばゆいばかりの輝きの対比。お見事な一句でございます。

  


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2025年01月27日

認知症と臭い。



着ぶくれし我が生涯に至り著く   後藤夜半


先日ネット上に、認知症と臭いの関係性についての記事がありました。認知症の初期段階として臭いがわからなくなるとの記事に仕事柄頷けるものがありました。ねこはるは、経験したことがないのですが、とある施設の認知症の利用者さんが大便の異食をされて大変困ったと、そこの施設の職員が話しておりました。大便の異食や壁や床に塗り付けるケースも嗅いが分からなくなっている可能性があり、それに伴い味覚も分からなくなっている可能性も大です。対処法はいくつかあると思うのですが、(排便コントロール)とか異食をされる利用者さんも、それに対応しなければならない職員も悩めるところではないかと思うのです。さて、マジな話を書いてしまいましたが、今日の一句は、冬の季語で「着ぶくれ」。冬の寒さに衣類を何枚も重ねて着る。何枚も何枚も重ねて着てしまい、まるで私の歩んできた生涯のようだと作者は嘆いておられます。ちょっと暗めの一句ですが心に沁みますね。


  


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2025年01月26日

テレビドラマとおでんの関係性。



おでんやがよく出るテレビドラマかな  吉屋信子



寒い、さむ~~いですな。こんな日はおでんなど食べて体を温めたいと具材を買いに出かけましたが・・・。どこのお店も値段が高くなってますね。魚や肉類も一パック400円以上。今話題のキャベツが一玉350円とかなんとか出てましたが、おでんの具材も高いですな~~。
などとぶつぶつ言っておりますが、施設での利用者さんの食事。職員も同じメニューで食べられます。もちろん普通食の場合です。こちらも量が少なめのわりに価格が高くなっております。一日動き回る職員にはちょっと少な目かなとも思います。しかし、給食を作る方々の苦心あっておいしいものが食べられているのです。感謝です。食べきれないと残してしまう利用者さんもいらっしゃるのですが、無理に食べていただくわけにいかないので目をつむるほかないですね。さて、今日の一句は「おでん」。テレビドラマの終わりのほうで必ず主人公と脇役の方が
おでん屋で愚痴を言っているシーンんてありましたよね。おでん屋台なんかの場合もあったり、おでんという食べ物は庶民的ですが、どこか暗く寂しい印象があるようです。そのあたりをテレビの演出家は考えているんだと思いますが、一つの鍋を囲んでアットホームというか。がやがやと楽し気に、たまに愚痴なんか言って本音がポロリポロリと出てしまうところを生かしたいのだと思います。なんか今日の話題はぐずぐずぶつぶつと煮えていて味が出ているといいんですけど、あっちちちち!!。



*おでん
もともとは田楽の略である。関東炊きといわれるように、関東が本場である。醤油 砂糖 だしで、大根、玉子、はんぺん、ちくわなどを煮込んだ食べ物である。  


Posted by ねこはる at 19:41Comments(0)

2025年01月25日

犬が言いたいこと。




犬がものを言って来さうな日向ぼこ  京極杞陽



最近読んだ本で印象に残っているのが馳星周さんの小説「少年と犬」。幼い少年と友達になった犬が3000キロを旅して大好きな少年に会いに行く物語。一読、感動しましたね。飼い主とはぐれた犬や猫が何年もかけて、何千キロもかけて飼い主や家族に会いに来る。この小説でも書かれていますが、旅のあいだの苦難、苦労は人間のねこはるでも想像できます。それだけに飼い主や家族のもとへ戻れたことは感涙しかありません!!。この感動的小説がこの度映画化されまして、3月ごろ公開のようです。ねこはるも時間が取れれば観に行きたいですね。



*『少年と犬』(しょうねんといぬ)は、馳星周による小説。第163回直木三十五賞受賞作。6編からなる連作短編である。東日本大震災で飼い主を亡くした犬の「多聞」とそれに関わる人々の物語を描く。

2025年に映画版が公開予定  


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2025年01月24日

1000年後の鯨。



気絶して千年氷る鯨かな   冨田拓也




皆さん、鯨の寿命って知ってますか?。通常75年程度なんだそうですが、ミナミセミクジラという種類の鯨は130年以上生きる個体もいるそうで、これはすごい!!。あんな巨体なのにと驚いていたところ、タイセイヨウセミクジラは平均寿命22.5歳だそう。こちらも違った意味で驚きましたが、短命の理由は、やはり、やっぱり人間の影響のようです。漁具に絡まったり、船と衝突したり、餌不足(環境の変化が原因か)によるもののようです。つまり、なんですか、人間が原因であれば解決方法があるように思います。これらの障害がなければタイセイヨウセミクジラも長生きできそうです。さて、今日の一句は、そんなこんなで鯨の句といたしました。船に衝突したのか気絶してしまい深海の底で1000年のあいだ氷ついていた鯨。1000年後、地球の温暖化で目覚めた鯨の物語。また、鯨はとても大きくて全体が見渡せない。希望と不安を抱く未来を想像させる一句となっております。


  


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2025年01月23日

木の葉髪の髪型でどう?。



僧形にかたち似てくる木の葉髪   平井照敏


今日の一句。冬の季語で「木の葉髪」。さて、どんな髪型かわかりますか?。俳句歳時記によりますと「侘しさを覚える冬の抜け毛を<木の葉>に喩えて『木の葉髪』という」のだそうです。上記の一句のように髪の毛が抜けてお坊さんのツルツルの頭になる感じですかね。ちょっとばかし、いや人によってはとても悲しい現象ですよね。でもって、話を介護の現場にもっていきますが、介護現場は清潔が一番なので髪の毛も短めに切り清潔感を保っておりますが、中には思い切って丸坊主にしている職員も見かけます。大体、いやほぼ、完全に男性陣ですが、丸坊主にするとなんか迫力が出る職員もおりますけど、気持ちの優しい、いい男も多くいますのでご安心を!!。



  


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2025年01月22日

鴨はやっぱり。



百の鴨集まる何も決まらざる   大島雄作


本日の一句は、冬の季語「鴨」についてあ~だ、こ~だと語りたかったのです。当初、鴨すべて東へ泳ぐ何かある 森田峠
 という一句から取ろうと思ったのです。すべての鴨が東へ向かって泳ぐというただならぬ事態、何があるんだ?、何が!!。と「東」というキーワードを柱に考えてみたのです。東といえば日本の場合は東京という大都会があり、政治や経済の中心地でもあります。優秀な大学や先進医療の病院、はたまたオリンピックを呼んだり、華やかなる東の都であります。そんな華やかな都にあこがれるのか、若い世代や働き盛りの人たちが東の都に集まってしまい地方の衰退が目立ちます。でも、そこまで考えるのは深読みというもの。東へ泳いでいったのは単に餌があるからとしたいところですが、それでは面白みがない!!。そこで、上記の「百の鴨」さんに登場願いましょう。東へ泳いでいった鴨のうち百羽の鴨の群像劇としたいところですが、この後をどうしたらよいのか・・・う~~~む。何も決まっていないのです。(´;ω;`)ウゥゥ
  


Posted by ねこはる at 09:05Comments(0)